屋根の塗料は、屋根材(カラーベスト・コロニアル、トタン屋根、コンクリート瓦等)によって塗料を使いわける必要があります。
その塗料の中でもグレードがあります。
下の図は大手塗料メーカーの日本ペイントの屋根用塗料の一例です。(シリコン系、フッ素系)
このほかにも、夏は涼しく冬は暖かい、省エネ効果の期待できる遮熱系塗料もあります。
次の項目では、たくさんある塗料の中からどの塗料を使うか目安になる様、屋根の種類別に、 一般的な塗料の一例を紹介します。
薄型スレート屋根(カラーベスト、コロニアル)は、外壁に比べて直射日光や雨、雪など過酷な環境にさらされています。
藻やコケなどにより瓦と瓦の間にゴミが溜まってしまうと、そこから水を吸い込んで下地合板の腐食や雨漏りの原因となってしまうこともあります。
また、軽量で薄く成形されている瓦なので、割れることもあります。
屋根鉄部(棟等の板金)の錆びや、釘の浮きなどにより、雨水の侵入も考えられます。
そのため、10年程度毎の外壁メンテナンス時に足場を立てる際は、外壁と同時に塗り替えするほうが、安心といえるでしょう。
弊社は下塗り材(シーラー)は吸い込みを予測して2回塗り仕様です。
下塗り2回、タスペーサー挿入、中塗り、上塗りの4回塗りがカラーベストの標準仕様です。
トタン(鉄製)の屋根は、手入れが遅れると修繕に大きな負担がかかってしまいます。
サビが発生したときは、完全に塗膜がなくなっている証拠です。
トタン屋根(鉄製)の塗装工事については、なにを塗るかよりも、下地処理をどうするかが大事です。
乾式コンクリート瓦とは、一般的に‘’モニエル瓦、パラマウント瓦、スカンジア瓦‘’のようにメーカーによって呼び名が変わります。
15年前後経過した乾式コンクリート瓦は、塗膜が劣化し、素地が直接的に紫外線や雨風を受けることになります。
そうなるとセメントの成分である、カルシウムが流出してしまう為に表面に骨材が現れざらつき、凹凸となります。
日本の伝統的な建築素材であるいぶし瓦は、当初は銀色のいぶし色をしていますが、
屋根の上で年月を径る間に次第に黒ずんだ色合いに変色していきます。
要因は、数多く考えられ、施工された現場の条件なども要因として挙げられるため、完全に解決はできず、施工された現場や生産品によっては黒ずむのに時間的な差が発生しているのが実状です。
その他、いぶし瓦以外にも、陶器瓦(釉薬瓦)などもあります。
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