1、外壁塗装の種類

外壁塗装につかう塗料は、たくさんの種類があります。

塗料メーカーでは、日本ペイント、エスケー化研、関西ペイント(この3社が大手3社)、大日本塗料、菊水化学、ロックペイント、スズカファイン、ミズタニ、オリエンタルなどその他たくさんの塗料メーカーがあります。

各社、いろいろな塗料を販売してますが、おおきく4種類にわけて

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アクリル塗装・ウレタン塗装・シリコン塗装フッ素塗装

などです。

耐久年数が長い塗料ほど高価格です。その中でも水性と溶剤(油性)にわかれます。

溶剤の方が耐久性があるといわれますが、デメリットもあります。

ご近所様に対しては独特のニオイが気になります。

最近の水性塗料は耐久性も強くなってきてますので、
ニオイの少ない水性塗料を選ぶお客様が増えてます。

 

さらに、塗料には1液タイプ、2液タイプがあります。

1液タイプは缶をあければ、そのまま塗れる塗料です。

2液タイプは‘’主剤‘’と‘’硬化剤‘’のふたつの材料に分かれています。

それぞれを混ぜ合わせて、はじめて塗装できる状態の塗料です。

一般的には2液タイプは耐久力があるといわれています。

 

その他、塗料には特殊な機能がついたものもあります。

弾力性(ひび割れ防止)のある塗料、防藻・防カビ剤入りの塗料、省エネ(断熱性のある)タイプの遮熱塗料、セルフクリーニング(雨で汚れを洗い落す)の機能がついた塗料などあります。

最近増えてきている多彩模様のサイディングの日焼け防止には、シリコン系のクリアー塗装(透明なので模様や柄が消えない)を使用します。

あと和風建築の外壁焼板などには、防虫・防カビ成分配合の木部用塗料を使います。

 

当社の考えは、お客様の外壁の種類に適した塗料でなおかつ、お客様の意向(塗り替える理由)をよく聞いたうえで、(ひび割れが気になる、カビ・コケが生えた、色を変えてイメージチェンジしたい、あと何年維持したい等)最大限コストをおさえた提案(どのメーカーのどの塗料)をするように心がけています。

たくさん機能がついた高価な塗料はありますが、必ず5年〜10年後にはもっといい塗料が開発されています(実際、15年前はアクリル塗料は主流でした)のでトータルバランスのとれた塗料をお勧めします。

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ウレタン

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シリコン

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シリコン

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フッソ

2、外壁塗装の進め方

ここでは外壁塗装の作業の進め方についてご案内します。

例)外壁材(ALC)、表面の塗装仕上げ(吹付タイル)、築後13年のお家の場合。 

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築13年なので吹付タイル(塗膜)もチョーキング(壁を触ると色が手に付く)がでてます。

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高圧洗浄機で洗浄後、養生(ビニール)をします。
クラック(ひび割れ)修理もします。
写真は下塗り後の状態です。
外壁が白くなっているのは下塗り材(フィラー)の色です。

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中塗り後の写真です。
塗料は水性のセラミックシリコンです。
下塗り同様、手塗りローラーで仕上げます。
中塗りが完全に乾いたら水性セラミックシリコンをもう一回塗ります(上塗り)。

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上塗り後の写真です。この色がお客様が選んだ指定色になります。
(中塗りと上塗りはお客様が進行具合を確認できるよう、あえてを色を変えてます。)
このように外壁塗装は基本、下塗り⇒中塗り⇒上塗りといった3回塗りが一般的です。

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完成写真です。
屋根・雨樋・鉄部・軒天なども塗装しました。

3、外壁の種類

住宅の外壁は様々な種類があります。

それぞれに特徴があります。ここでは種類と特徴をご説明します。

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窯業サイディング

窯業系サイディングとはセメントや木材などを窯で高熱処理をして製造されたサイディングです。

サイディングの中でも一番出荷量が多い材料です。

デザインは多彩模様でタイル調、石材調、単色仕上げなどあります。

ただし工場生産時の表面仕上げ塗料が経年劣化しますので、塗り替えが必要です。

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モルタル壁

モルタル壁とはラス(網状の金物)などの上からモルタル(水・砂・セメントを調合したもの)を左官で塗って、その上から塗装して仕上げるケースが一般的です。

モルタル壁は、とても歴史のある外壁工法ですが、クラック(ひび割れ)が出てくると雨水の侵入やラスのサビなど問題が生じてきます。

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ALC

見た感じはモルタル壁のような仕上がりですがパネル目地が見える形となります。

モルタルよりはクラック(ひび割れ)が入りにくく断熱性も高いので、近年シェアを伸ばしています。

ALCは、セメント、生石灰などで成形されたパネルで、中に鉄筋やメッシュが組み込まれています。

パネルを取り付けた後に現場で塗装をして仕上げるのが一般的です。軽量気泡コンクリートともよばれています。

すなわち、ALCは気泡状なので、表面の塗装が経年劣化すると雨水を吸収しやすい弱点もあります。

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RC 

RCとは鉄筋コンクリート造のことです。戸建住宅ではあまり使用されませんが、特徴的なのは耐久性・遮音性の高さが抜群です。

ただし、近年問題になったアルカリ骨材反応(コンクリートの化学反応)によるひび割れ、強度の大幅な低下など問題になっているケースもあります。

RCの外観は、うちっぱなし仕上げ、塗装仕上げ、タイル張り等バリエーション豊富です。

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トタン壁

トタン壁は、古くから和風の日本家屋によく使われています。

亜鉛めっき鋼板を加工した外壁で、経年劣化でサビが発生しやすい弱点があります。

しかし、近年のトタン壁材はガルバリウム鋼板(アルミ55%・亜鉛合金45%)を使用したものがあり、サビにくくなってきています。

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焼板

和風建築によく使われる焼板は見た目も美しく、表面が炭化しているため、燃えにくいという利点があり、近年では、様々な色をした焼板が販売されています。

ただし、木材の性質上、防虫、防腐、防かび等のお手入れが必要になってきます。

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