2018年2月17日 野洲市の塗装現場

2018年2月17日 野洲市の塗装現場

野洲市のFさま邸です。

屋根と外壁の塗装、シーリング工事です。

外壁は高意匠サイディングボードの築浅ということで、日本ペイントのUVプロテクトクリヤーで塗装です。

福田さん6.JPG

クリヤー塗装後の写真です。

塗装する前より艶がでて、全体的に壁色が少し濃くなります。

福田さん.JPG

クリヤー塗装後にシーリング工事を行います。

青いマスキングテープが貼っている箇所にシーリング材(変成シリコン)を打ちます。

福田さん2.JPG

近くで目地をみると・・・こんな感じです。

旧目地シリコン切りとった後にマスキングテープを貼り、プライマー後にシーリングです。

写真の目地の奥に見えるのは目地ジョイナーといいまして、金具の上に青いビニール(ボンドブレーカー)があります。

これはシーリングが奥に接着しないように、目地両側のサイディングの切断面の2面での接着になっています。(一部を除いて2面接着がシーリングの基本原則)

目地シーリングは、サイディングの伸縮・お家の歪み・揺れなど外壁の緩衝材の役目を果たしています。(ワーキングジョイントと呼ばれています)

ワーキングジョイントを3面接着(奥も接着)しますとシーリングが自由に動けなくなり、目地シーリングの亀裂・切断が起こってしまいます。

難しい話になりましたが、シーリングは下塗りと同じく、塗装工事の肝といってもいい大事な工程です。

弊社は、シーリング工事の作業は、専門の職人(シーリング・防水)に作業させています。

 

福田さん3.JPG

シーリング後の写真です。

シーリングを打ち終わったら、乾かないうちに速やかにマスキングテープを剥がします。

乾燥は通常4〜5日、季節によっては1週間以上かかります。

目地の色は外壁材に合わせて選べます。

クリヤー塗装後にシーリング打つのは、シーリング材の上にクリヤー塗装を塗ると反応し、硬化不良(半永久ネバネバのまま)を起こしやすいからです。

 

福田さん4.JPG

この開口部はもともとアルミサッシのみでしたが、足場を組んだついでに後付けシャッターを取付しました。

福田さん7.JPG

左が雨樋(竪樋)、右がエアコンのスリムダクトカバーです。

両方共、塩ビ製なので塗装しました。

福田さん5.JPG

屋根カラーベストはシリコン塗装です。

下塗り2回、上塗り2回の4回塗りです。

こちらの現場は、のこりの作業はベランダFRP防水トップコートと、木部デッキの塗装です。

週明けに社内検査をしまして、足場を取り払う予定です。

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