2018年1月18日 甲賀市の塗装現場
甲賀市Kさま邸です。
本日足場解体前の社内検査を行いました。
塗装工事後の大屋根の写真です。
屋根用の溶剤系シリコン塗装で手塗り4回塗り仕様です。
カラーベストの縁はすべて切れています。
下屋根の写真です。
黒く仕上っていますが、ディープグレーという色です。
自然な黒色に近い色です。
鉄製の雨戸です。
サッシ枠はアルミですので塗装していません。
鉄製の雨戸を溶剤系シリコン塗装で仕上げました。
同じく溶剤系シリコン塗装で雨樋(塩ビ製)も塗装しました。
雨樋を塗装することによって、紫外線などから塩ビ製雨樋の劣化を防ぎます。
外壁モルタル壁はシーリング工事後、弾性シリコン塗装3回塗りです。
写真のたて目地は伸縮目地といいまして、モルタル壁のひび割れが目地に集まるよう設計されています。実際、塗装工事前は目地にひび割れは集中していました。
塗装工事の際にはサイディングボードだけではなく、モルタル壁もシーリング工事を行います。
塗装工事前のモルタル壁の写真です。
たて・よこの線が伸縮目地です。
深さが8mm〜5mm位の溝です。この中にひび割れがおきます。
たまに見かける目地がないモルタル壁は斜めにランダムにひび割れが入り、見た目も悪いです。
この目地の溝を変成シリコン(ノンブリードタイプ)で埋めて塗装します。
将来目地の中でひび割れが起きてもシーリング材が目地の中にいれてありますので、表面の外壁面にひび割れが出にくいという仕組みです。
写真のように玄関扉・アルミサッシなどの開口部分まわりにもシーリング工事をしています。
もともとモルタル仕上げはアルミ部分に直接モルタルが仕上げていますので、築年数が経ってくるとアルミ部分とモルタルに隙間が出てくることが有ります。
その為、開口まわりはシーリング工事をしてその後、写真のように塗装を塗ります。
塗装工事の見積りを業者に依頼し、数社比べると価格の差が必ずあります。
塗料の種類や会社の規模などで価格差は生じますが、今回のようなモルタル壁などで、シーリング工事有り・無しで見積もりも変わってきます。
完成写真は後日UPします。